今回は、「後悔しない生き方 マーク・マチニック(著)、弓場隆(訳)」についてポイントを5つに厳選して解説していきます!
「あなたにとって、人生最大の後悔はなんですか?」
そう聞かれたら、あなたはなんて答えますか?
今までの後悔をなくすことは誰にもできません
しかし、これからの生活において後悔を残さないような生き方をすることは誰でもできます
では、後悔しないためには、どうしたらいいか
後悔を残さずに生きるための方法をこの本では紹介しています
今回はそれぞれのポイントごとの質問を、普段の生活を振り返りながら自分に問いかけてみてください
後悔とは何か
そもそも、「後悔とは何か」これは人によって様々な意見がありますが
著者のマーク・マチニックさんは後悔を次のように定義しています
- すべきでないことをしたこと
- すべきことをしなかったこと
また、この2つは「不幸・失意・自責」の原因にもなります
つまり、後悔とは自分の振る舞いが起こすネガティブな感情のことです
なので、後悔しない振る舞いをすれば、後悔は生まれません
後悔をしない振る舞いをするために重要なのは
行動を起こす前にこの2つの質問を、自分に問いかけることだといっています
- もしそれ(これからする行動)をすれば、後悔することになるか
- もしそれ(これからする行動)をすれば、後悔を避けられるか
例を挙げると
「もし、今仕事をやめれば、後悔するか」「もし今彼女に謝り、仲直りをすれば後悔を避けられるか」
このような感じで、行動を起こす前に自分に質問を投げかけることで
後悔をすることはなくなるでしょう
しかし、ここでは「間違い」と「後悔」は一緒にしてはいけません
間違いからは、学べることや成長を得られるからです
この本では、人生をより有意義にするための5つの基本方針を定めている
- 自分の思いに素直になる
- 1日1日を大切に生きる
- 現状を打ち破る
- 困難に挑戦する
- 良心に従う
この基本方針に基づいて説明していきたいと思います!
後悔しない生き方① 「自分の思いに素直になる」
いままで、自分の思いに素直にならずに、後悔した経験はありませんか?
ここでは、自分の思いに素直になるためのポイントを紹介していきたいと思います!
1、自分の心の声に耳を傾ける
「あなたは、自分の心の声をちゃんときいていますか?」
自分の心の声に耳を傾け、素直に従って一度行動してみることで後悔はうまれなくなります
もし、自分の命があと一週間しかなければ、だれでも好きなことをしますよね
それは、後悔をのこさないためなんです
なので、自分の心の声をきき、それにしたがい行動することが大切です
2、正直な気持ちを打ち明ける
「あなたは普段、自分の正直な気持ちを誰かに話していますか?」
「心の中で思っていれば察してもらえると思ってませんか?」
自分の気持ちに妥協して他人の行動に合わせるといずれ後悔をうみます
全て、自分の意見を貫き通せとは言いません(笑)
しかし、少しでも自分の気持ちは言葉にして相手に伝えるべきです
自分の気持ちは相手に察してもらえません
自分の気持ちを伝えないと、相手との間に勘違いが生まれ関係が壊れてしまうことになり
結果として後悔につながってしまいます
なので、相手に自分の気持ちをしっかり伝えたうえで行動すると
後悔を生むことが少なくなるでしょう
3、一番大切なことを優先する
「あなたは自分の一番大切なものを優先できていますか?」
よく、ドラマで「ごめん急な仕事が入った。今から行かなきゃいけない。」といって
娘や息子の誕生日をほったらかしにして、仕事を優先するシーンを見かけますが
あなたはそうなっていないでしょうか?
自分が死ぬときのことを想像してみてください
あなたの周りにはだれがいますか?
その人が、あなたが一番大事にしてあげるべき人たちです
大切なことを後回しにすると、必ず後悔します
後悔しないためにも、もう一度自分の優先順位を考え直して行動してみてください
後悔しない生き方② 「一日一日を大切に生きる」
現在の世の中で一日をだらだら過ごしている人はとても多いと思います
でも、人生を振り返ったときに後悔しませんか?
ここでは、一日を大切に過ごすためのポイントを紹介します
1、今日を充実させる
「あなたは、毎日を精一杯生きていますか?」
一日を振り返ったときに、「今日あの仕事やればよかった」みたいな
小さな後悔が毎日積み重なっていくと、いずれ大きな後悔を生みます
そのため、一日一日を精一杯頑張ることで大きな後悔を生む可能性が低くなります
2、一日を快くスタートする
「あなたは起きた時に爽やかな気分で朝を迎えますか?それとも憂鬱な気分で朝を迎えますか?」
朝の心の状態は、一日の生活に大きな影響を与えます
朝に今日もいい一日になりそうだなと思えば、その日はいい一日になります
一方、今日は嫌な一日になりそうだなと思えば、その日はあまり良くはなりません
その日の生活をよくするために、朝は快くスタートしましょう!
後悔しない生き方③ 「現状を打ち破る」
「毎日、同じような日々を送る生活を変えたい」そう思う人は多いと思います
しかし、「何をすればいいかわからない」そんな人のために
生活を変えるためのポイントを紹介していきます!
1、うまくいってないことをやめる
「あなたはやりたくないことや、やめたいことはありますか?」
やりたくないことは、今すぐにでもやめたほうがいいです
やりたくないことと言っても、好きなことのためや、自分のための努力はやめてはいけません
人生は平均的に30000日しかありません
短い人生を振り返ったときに、やりたくなかったことは後悔の原因の一つになります
なのでやりたくないことや、やめたいことがあるなら今すぐやめて新しい人生を歩みましょう
2、被害者意識を持たない
「あなたは普段、誰かの不満を言っていますか?」
不満を言うことは、エネルギーを浪費するだけで、何もいいことを生みません
不満は被害者意識を持つことで生まれてきます
とは言っても、「不満を言わないとストレスが溜まってやってられない!」
という方もいると思います
そういう方は、「のに」という言葉を使うのをやめてみてください
被害者意識を持つ人は共通して「のに」という言葉を使います
「私はやってあげたのに、彼がやってくれない」
「のに」と使っている人は、一度つかうのをやめてみて
相手が日々やってくれていることに目を向けるようにしましょう
後悔しない生き方④ 「困難に挑戦する」
「やりたいことはあるけど、自分じゃできない」
こんな風に失敗が怖かったり、年齢や今の立場のせいにして
やりたいことから逃げてる人は大きな後悔を生むことになります
そんな後悔を生まないためのポイントを紹介していきます!
1、とにかくやってみる
「あなたは、いまやりたいことはありますか?」
やりたいと思っててもできないことはよくありますが
やりたいと思ったらとにかくやってみましょう
「あのとき、好きなことをやっておけばよかった」と後悔を生むことにつながります
そうしないためにも、やりたいとおもったことは
失敗を恐れずにやってみましょう!
2、恐怖と向き合う
「あなたは、いつも安全地帯で楽をしてませんか?」
毎日変わらない日々を送り続けていると、成長することはできません
同じことばかりをやり、つまらない人生を送ると後悔につながります
だから、いつもと少し違うことをやってみたり、知らない人とかかわってみたり
安全地帯を抜け出して、自分の知らない一面を知ることが成長につながります
後悔しない生き方⑤ 「良心に従う」
世の中に、自分の良心に従って生きている人はあまり多くないでしょう
しかし、良心に従って生きることは他人との人間関係を良くして
いい人生を送ることにつながります
良心に従って生きるときのポイントを紹介します!
1、相手を思いやる
「あなたは相手のことを思いやって行動してますか?」
相手を思いやる時は、自分ではなく相手の視点に立って考えることが大切です
相手に親切したつもりが、あいてにとっては迷惑という場合があるからです
なので、相手の立場に立って相手が何を求めてるのかを考えたうえで行動するようにしましょう
2、迷ったら、正しいことをする
あなたは「どっちをやればいいの?」そう悩んだことはありませんか?
二つまたはそれ以上の選択肢がある時に、どれをやればいいかわからなくなったときは
自分の中で正しい方を選びましょう
自分で納得してない選択肢を選んで失敗すると、やらなければよかったという後悔につながります
正しい方を選んで間違えたとしても、その失敗を糧に成長すればいいんです
読んでみた感想
僕はこの本を読んでみて、筆者の後悔を残さないために生きるための考え方がとても伝わってきました
自分の過去の後悔を振り返りながら読んでみましたが、
全部、筆者の言ってることに当てはまるなと思いました
本には、もっと深いことや詳しいことが載っているので、ぜひ手に取って読んでみてください!
コメント